Unityで焼き込み
前回 (Unity5でリアル表現を学び始める) のつづきです。 前回の意気込み通り、Unityで焼き込みを実行していきます。大学に入ってから4年間Unityを使ってきたのに、初体験・・・!
とりあえず前回と同じページを参考に、進めていきます。 tsubakit1.hateblo.jp ちなみに、今はUnity5.5.0 f3を使っています。
形から入る派
焼き込みを行う舞台を作ろう!作るからにはそれっぽい雰囲気にしたいので、UnityAssetStoreから色々インストールしていきます。
とりあえず、無料のマテリアルとオシャレな家具ををGET
家を建てる
それっぽく家具を置きます。
刑務所かな・・・?PointLightしか置いてないので、けっこう暗いんですかね。ゲームジャムでとっさに作ったゲームとかはこんな感じになっちゃいます。ちなみに壁はQuadで作っており、MeshRendererの「Cast Shadows」の値をTwo Sidedにしています。Quadは逆向きの光を通過させていましたが、これで遮断するようになります。
焼く準備
次に、PointLightの「Baking」の値をBakedに変更しておきます。
焼き込みのために全GameObjectのstaticにチェックを入れます。
焼き込み
LightingウインドウのBuildボタンをポチります。(Lightingウインドウを出すには、上部メニューの「Window」から探して下さい。)
1分後・・・
おお、一気に清潔そうな空間へと変貌した!テーブルの影などもソフトで自然な感じで、部屋の隅っこが何となく暗いのもそれっぽいです。せっかくなのでもう少し追加してみましょう。床マットとゴールデンな謎オブジェを追加。変更のないGameObjectの焼き込みはスキップしているようで、焼き込み時間は早かったです。
反射してそれっぽ・・・ん?何が反射してるんだこれ、金の玉には謎の横線が入ってるしテーブルは青いし。
空だ!デフォルトのskybox(背景・天球画像)が反射してるみたいですね、自動で周りの物が映り込むと思い込んでましたがそうでは無いみたいです。デフォルトのskyboxはこんな感じ。
テラシュールブログのページを見ると、ReflectionProbeを使えばskybox以外の映り込みが実現可能だそうです。LightProbe以外の何かがあるというのか・・・!
かっこよさそうなので、ReflectionProbeも試してみたいですね。ひとまず、この空間で物を動かしたいので、次はLightProbeを使います。
次回、「LightProbeは我らに光を与える」に続く!。